対策は長時間浴びるときだけ
日常生活において日焼け止めが必要となる場面というのはほとんどありません。
営業職や、工事現場、交通整備などの長時間の外出が余儀なくされる労働に従事しているのであればさておき、オフィスワークであるとか、短期間の外出(それも、日照時間がもっとも激しい時間は避けられる)しかないような生活をしているのであれば、日焼け止めなどは一切塗る必要がありません。
日常生活には日焼け止めを使う理由がほとんどない
なかには、「洗濯物を干すためのわずかな時間にも日焼け止めを塗る必要があるのではないか」などという人もいますが、洗濯物を干す程度のわずかな時間に紫外線を浴びたところで人の身体は悪くなることはありません。日焼けもしませんし、皮膚がんにもならないでしょう。
日焼け止めは、日焼け止めが必要な非日常的なシチュエーション、たとえば、屋外のレジャー、野外イベント、スキー、登山、海水浴などにおいて、ピンポイントに使うものであり、そういったシチュエーションにおいては「紫外線から受けるダメージ」から身を守るために「日焼け止めから受けるダメージ」を引き受けることに正当な理由が発生することになります。
女性のための日焼け止めパーフェクト講座
紫外線と日焼け止めのダメージのどちらかを引き受ける
「効果が期待できる日焼け止め」というのは「身体に与えるダメージが大きい日焼け止め」であるという認識を持たなければなりません。
前述したようなシチュエーションにおいては、何より優先するべきなのは「紫外線から身を守ること」なので、「日焼け止めの効果は強ければ強いほどいい」ということになります。
中途半端な効力の日焼け止めを有事の際に使うことは、「紫外線から身を守ることもできず、日焼け止めからのダメージも受ける」のであって、損しかありません。まさに二兎を追う者は一兎をも得ずなのです。
「どちらかを捨ててどちらかを取る」という態度を明確にして日焼け止めを選びましょう。